児童発達支援(難聴)

難聴療育、検査の様子

就学前の難聴と言語障害(言語発達障害、構音障害)の お子さんのための、児童福祉施設です。

療育目標

言語能力の習得を支援し、コミュニケーション関係の拡大をはかります。

つくしのイラスト
  1. 1.良好な対人コミュニケーション関係の育成
  2. 2.聴覚の活用と言語能力の向上(難聴)
  3. 3.言語・認知能力の向上(言語発達障害)
  4. 4.正しい構音(発音)の習得(構音障害)
  5. 5.家庭療育・保護者への支援

対象児

就学前の年齢の難聴、口蓋裂・構音障害、言語発達障害、難聴と精神発達・運動発達等の重複障害のある児童・新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査が可能です。

定員: 24人

療育内容

原則として、週1回の個別療育を基本として、グループ療育(難聴)や診療・保護者教室(難聴・言語発達障害)などがあります。

難聴グループのスケジュール例

1.難聴

残された聴力を充分に活用するための定期的な聴力検査と補聴器の適合装着訓練、聴能・言語訓練を行い、言語・コミュニケーション能力を育成します。

家庭生活(家事)、自然、社会事象への興味や関心を拡大し、家庭での親子の共同活動を拡大します。

2.言語発達障害

言語発達を促進するため、多様な教材を用いて言語訓練を実施するとともに、親子のコミュニケーションを向上する指導を行います。

3.構音障害(口蓋裂を含む)

構音や鼻咽腔閉鎖機能(鼻もれ)の評価に基づき、構音訓練等を実施します。

スタッフ

施設職員:
施設長、言語聴覚士、児童指導員
関係職員:
医師(関係各科)、心理士、ソーシャルワーカー、栄養士等

難聴のお子さんの行事・保護者教室などのご紹介

小園外芋掘り

難聴のお子さんの行事や保護者教室などについてご紹介します。

保護者支援・家族支援を重視し、両親、祖父母、きょうだいの参加を呼びかけています。

行事・懇談会(予定)

  • 小園外(苗植)
  • 小園外(ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド)
  • 家族教室 「卒園生の保護者の方のお話を聞く会」
  • 卒園児・在園児交流会
  • 小園外(芋掘)
  • お楽しみ会
  • 家族教室
  • 卒園の集い

保護者教室の一例(グループ療育 時間:12:30~14:00)

  • 「福祉制度・難聴通級について」
  • 「絵日記・予告について」
  • 「就学について~卒園生の保護者をむかえて~」
  • 「難聴の医学」(耳鼻科医師)
  • 「懇談会(1年を振り返って)」

新入園保護者教室の一例(グループ療育 時間:10:15~11:15)

2カ月に1回定例的に開催します。

1年間、6回1クールでいつからでも参加可能です。

  • 「補聴器について」
  • 「きこえについて」
  • 「あそび・育児について」
  • 「コミュニケーションについて」
  • 「聴覚・言語発達について」
  • 「福祉制度・教育について」

就学に向けての一例(5歳児)

  • 「就学説明会」(リハセンターにて、横浜市教育委員会)
  • 市立ろう特別支援学校の見学