職員インタビュー

障害者スポーツ文化センター 横浜ラポール スポーツ課 体育指導員 上嶋翔太
[令和元年度現在]
業務の様子

今の業務内容は何ですか。

障害のある方の運動指導や子どものスポーツ教室などを担当しています。

具体的にどんな仕事をしていますか?

・ボッチャや卓球、ボウリング、フライングディスクなどを用いて、これからスポーツを始めたいと考えている障害のある子どもとご家族を対象としたスポーツ教室の企画
・運営・片麻痺や高次脳機能障害のある方を対象にした、フィットネスの指導や卓球・水泳など、その方に合わせた個別の運動指導
・横浜市内の団体と協力したアウトドアプログラムの企画・運営(海でのセーリング体験や市内青少年野外活動センターでのキャンプ教室など)

事業団を選んだきっかけ・理由を教えてください。

学生時代にラポールでプール監視員のアルバイトをしていました。障害のある方がプールで楽しそうに泳いだり、交流したりしている姿を見て、「なんて生き生きとしているのだろう」と感動したことがきっかけです。当時からスポーツの楽しさを伝えられるような仕事がしたいと考えていたので、専門学校でリハビリテーション体育という分野を学び、横浜ラポールに戻ってきました。また、子どもと関わることが好きな私にとって療育センターもラポールもある事業団はまさに理想の環境であり、事業団で働きたいと思ったもうひとつの理由です。

仕事をしていて、楽しさややりがいを感じるのはどんな時ですか?

利用者さんと笑顔を共有できたときにやりがいを感じます。
私自身スポーツをしたり見たりするのが好きですし、利用者さんと一緒にスポーツすることもとても楽しい時間なので大好きです。そんな時に利用者さんの笑顔が見られて、私と同じように楽しい時間を過ごしていることが分かった時に嬉しさとやりがいを感じます。
「体を動かしていて楽しい」そんな気持ちが共有でき、周りの人に広がっていく場面を見ると体育指導員をしていて良かったなと実感します。

事業団、または職場はどんな雰囲気ですか?

一言でいうなら、刺激的!
ラポールの体育指導員の先輩方はそれぞれが高い専門性を持っているため、一緒にプログラムや指導をするときはもちろん、日ごろの何気ない会話の中にも学ぶことがたくさんあります。
さらにラポールは若手職員にもチャンスをたくさん与えてくれる環境なので、自分の色を前面に出してプログラムを進められたり、ラポール以外の事業団の部署や外部の関係団体と一緒に仕事が出来たりするので常に新鮮で刺激的な毎日を送っています。

あなたの夢や目標を教えてください。

来館された方々全員が体を動かすことを楽しんで、笑顔になれるようなスポーツセンターにしていくことが目標です。そのために私が意識していることは、『楽しさの追求』。どうすれば利用者さんが笑顔でスポーツできて、また来たいと思ってもらえるのかを最優先に考えて仕事をするようにしています。
利用者さんと一緒にスポーツを楽しめるような、いつでも『楽しい』を提供できるような…そんな指導員を目指しています。

1日のスケジュールを教えてください。

業務の様子
業務の様子
<A勤>

9:15朝礼、メールチェック 10:00個別指導 11:00教室の打ちあわせ 12:15休憩 13:00スポーツ相談業務 15:00スポーツ教室 17:00ミーティング 17:45定時

業務の様子
<B勤>

12:45ミーティング 13:00打ち合わせ・準備 15:00プログラム 17:00休憩 17:45個別指導準備 18:00個別指導 20:00事務作業 21:15定時

就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします。

私は事業団に入職するまでたくさん遠回りをしてきました。
「自分が本当にやりたいことはなんだろう?」「そのために今できることは?」
そんなことをたくさん考えて、行動して、いろいろ経験して、それを活かしながら今仕事をしています。
就職活動中は悩むこともあると思いますが、経験は今後の財産になると思います。興味のあること、今できることに精いっぱい取り組んでみてください。