横浜ラポール

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  3. 2025年11月号 Vol.347

東京2025デフリンピックを一緒に応援しよう!


日程 11月15日(土)〜26日(水)

 一般的に、スポーツの応援は声や聴覚=音に頼るものが多く、きこえない・きこえにくいアスリートによる「デフスポーツ」の世界では、観客がアスリートに応援を届ける手段は限定的でした。現役のデフアスリートからは、「声援は嬉しいがあまり伝わらない」「もしも応援を感じ取れたらもっと力になる」などの声が上がっているそうです。
 そこで開発されたのが、『サインエール』。基本要素は、日本の手話言語をベースに複数の動きを組み合わせた、「行け!」「大丈夫 勝つ」「日本 メダルを つかみ取れ!」の3つで構成されています。(※「行け!」等のネーミングは、直接的に日本の手話言語の意味を示すものでありません。) きこえる・きこえないにかかわらず、全ての人がデフアスリートに想いを届けることができるよう、目で世界を捉える人々の身体感覚と日本の手話言語をベースに、ろう者を中心にしたメンバーや、デフアスリートたちと共に開発されました。
 手話でのエールはもちろん、応援うちわや縦型の応援の幕も、試合に臨む選手たちが目で見て受け取ることができるので、大きな力になるそうです。また、会場まで行くのが難しい場合、「#東京2025デフリンピック」をつけることで、各SNSを通して応援の声を届けることもできます。
 聴覚障害者情報提供施設から4回にわたりデフリンピックについてご紹介してきました。デフリンピック100周年という節目を機に、東京から世界へ、ラポールから世界へ、皆さんの応援を届けてみませんか?

サインエールのホームページは こちらから

手話で「デフリンピック」ってどうやるの?

手話で「デフリンピック」ってどうやるの?

 デフリンピックを主催する国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)で使われている手話表現です。写真のように両手の親指と人差し指で輪(OKサイン)を作り、輪を向かい合わせるように交互に2回つけます。

デフリンピック応援企画 〜 選手やコーチなどを紹介します 〜

猿樂 彩香(さるがく あやか) 32歳 陸上選手

 私は、高校1年生の時に顧問の先生に憧れて陸上部に入部しました。部員が少なく、先生と2人3脚(先生と2人だけなのは1年間だけ)で競技に打ち込むことができ、高3の全国聾学校陸上競技大会では新記録を出すことができました。
 2020年以降、コロナや出産などで、競技からは遠ざかっていましたが、昨年より選手として復帰しました。出産後は、筋力が落ち、体重もなかなか元に戻らず、思うように走ることができませんでした。特にスタートの時に骨盤がキュキュッと動く感覚は以前とは全然違いますが、毎回の練習で目的を明確にして感覚を取り戻しています。また、落ち込みそうな時もありますが、主人に話を聞いてもらって励ましてもらったり、娘の笑顔から元気がもらえ、家族の存在は大きな原動力となっています。
 陸上競技は自分との闘いに勝てるかどうか、というところが面白いです。辛い練習も1本1本、全力で自分と向き合えるところにやりがいを感じます。第23回のデフリンピックでは、100mに出場し、0.02秒差でメダルに届かず4位という結果でしたので、東京デフリンピックでは、メダルを獲りたいです。今回の大会では特に4×100mリレーでメダルを狙っています。
 私自身、自分が自分らしくいられる場所、また生き生きできることとして競技を続けてきました。
 皆様にも、好きなこと、自分らしくいられる輝けるものを見つけてもらいたいと思っています。応援、よろしくお願いします!

主な経歴:第3回世界ろう者陸上競技選手権 100m 5位、400H 6位、4×100mR 6位
第14回・第17回日本聴覚障害者陸上競技選手権大会 100m1位
第23回夏季デフリンピック大会 100m 4位、400H 5位

施設改修工事

下記の施設はご利用できません。

プール、ラポールシアター、プール更衣室、プールギャラリー
 令和6年10月〜令和8年3月(予定)
 ※その間、鳥山川側の通路も利用できません。

工事期間中は、ご不便をおかけしますがご了承ください。他施設の利用についてご不明な点があればご相談ください。
※市内公共屋内プールの一覧等を用意していますので、必要な方は総合受付にお申し出ください。

個人利用できない施設と日時

こちらのページに掲載しています。

ラポール上大岡からのお知らせ

障害者週間関連イベント ハートフルタウン上大岡

毎年、12月3日から12月9日は障害者週間です。
「障害者週間」は障害のある人への理解を深め、みんなが暮らしやすい社会を考える一週間です。
この度、上大岡駅ビルで共生社会の実現に向けたイベントを開催します。
知る・感じる・つながる体験をぜひご一緒に!

開催日時 11月29日(土)
10時00分〜14時30分
会場 ウィング上大岡2階「ガーデンコート」
内容 フルートとギターが奏でる秋のミニコンサート
出演:大橋俊和、脇哲章、佐治牧子、渡辺光
介助犬デモンストレーション
自助具の紹介コーナー
障害者スポーツ・文化活動に関する紹介・相談

※タイムスケジュールなど、詳細は情報発信サイト「ラポール For Smile」をご確認ください。

ラポール上大岡のご案内

ご利用にあたっては

  • ①ラポール上大岡の利用登録が必要です。
  • ②各プログラムに参加の場合は事前予約が必要です。
  •  予約専用TEL.045-840-2160
利用案内 TEL.045-840-2151
FAX.045-840-2157
開館時間 月・水〜土曜 9時30分〜21時00分
日曜・祝日 9時30分〜17時00分
休館日 毎週火曜日、年末年始
ホームページ

障害者スポーツ文化センターラポール上大岡

ラポール For Smile 情報発信サイト

 ラポールのさまざまなイベントやプログラムの案内、実施したプログラムの報告をしています。

 ぜひチェックしてみてください!

交通 京浜急行・市営地下鉄「上大岡駅」下車
案内地図

横浜ラポール聴覚障害者情報提供施設

TEL.045-475-2057
FAX.045-475-2059

ホームページ:http://www.yokohama-rf.jp/rapport/jyoutei/

文化教室・イベントの申込方法
 横浜ラポールへ直接または、はがき、FAX、メールで。
①ご希望の講座・イベント名と開催日
②参加者氏名(フリガナ)、年齢、障害の内容
③同伴者氏名(フリガナ)
④郵便番号・住所
⑤電話(FAX)番号
をご記入の上、横浜ラポール文化事業課まで。視覚障害者のみ電話申し込み可。
要申込
のないものは、申込不要です。直接会場にお越しください。
個人利用できない施設と日時

11月のおもな催し

スポーツ

フライングディスク広場 1日(土)
横浜パラスポーツフェスティバル「フライングディスク」 2日(日)
ジュニア卓球教室(A)(B) 1日・15日(土)
スポーツ体験教室 4日・18日・25日(火)
木曜スポーツタイム 6日・13日・20日・27日(木)
金曜スポーツタイム 7日・14日・21日・28日(金)
ウォーキング&車いすラン広場 8日(土)
第30回ハマピック「バレーボール競技」 8日(土)
バスケットボール教室 9日(日)
大人ウェルネス 10日・17日(月)
ターゲットスポーツ広場 15日(土)
はじめての方のセーリング体験会 16日(日)
第30回ハマピック「ソフトボール競技」 16日(日)
ウェルネスプログラム(A)(B) 22日(土)
ゲームでフィットネス広場(2期) 23日(日・祝)
エンジョイ!みんなとバスケットボール 28日(金)
ワクワク運動あそび(A)(B) 29日(土)

文化

横浜ラポール芸術市場@港南区民文化センター 1日(土)
「どこでも創作広場」作品&LOVEフォト展 1日(土)〜12月14日(日)
初心者一日陶芸教室 2日(日)
ぬり絵プラスアート 5日(水)
パソコン・スマホ・タブレット相談会 8日(土)
図工の時間 8日(土)
絵画サロン 12日(水)
NEWバリアフリークッキング 14日(金)・15日(土)
クロスステッチに挑戦 25日(火)
はじめての草木染め 27日(木)
はじめてのフラワーアレジメント 29日(土)

おもちゃ図書館

おもちゃ病院 13日(木)
移動おもちゃ図書館(ラポール上大岡) 20日(木)
工作ひろば 22日(土)
ハッピーバースデータイム 22日(土)
のびのび月ようびin横浜ラポール 24日(月・振)
横浜ラポール【ハマパラ】X(旧Twitter)開設しました
@RAPO_hamapara 【2018〜2022年】FMヨコハマ「F.L.A.G.(@flag847)」内の「ハマパラ」でパラスポーツを紹介🚩 【2022年〜】パラスポーツ・パラカルチャー情報をお届けしています🌈 ぜひフォローしてくださいね。X(旧Twitter)