リハビリテーション研究紀要 第22号

巻頭言 横浜市総合リハビリテーションセンター 理事長 金井良樹

Ⅰ.医療・看護

  1. 学齢後期脳性麻痺児へのリハ介入のあり方
    -フォローアップ体制構築に向けた予備調査-

    橋爪紀子・小林宏高・花田拓也・小池純子・伊藤利之・高岡徹

Ⅱ.機能訓練

  1. 眩暈の症状が見られた延髄梗塞患者への感覚統合療法の試み

    大西正二・大竹雅子・西則彦・藪崎さや子・渡邉愼一

  2. 症性脊髄症を伴う成人アテトーゼ型脳性麻痺者の起居移動動作の自立度変化
    -日常生活動作での向上を視野に入れて-

    田中好実・藤井智・桑村和子・山崎哲司・山下裕子

  3. 家族支援グループ「ワルツ」
    -高次脳機能障害のある方のご家族に対して-

    野路井未穂・山口加代子・小林宏高

  4. 脳損傷後のリハビリテーションにおける心理士の役割

    山口加代子

Ⅲ.療育

  1. 日本語版M-CHATを用いた、親の記入データと専門家の直接観察データとの乖離
    -自閉症スペクトラム障害に対する早期評価の陥穽(おとしあな)-

    石井智美・日戸由刈・玉井創太・武部正明・三隅輝見子

  2. 学齢期から成人期の自閉症スペクトラム障害の人たちに対する『芸術まつり』プログラム
    -自己有能感を促進する、新たなカウンセリング技法-

    長嶺麻香・日戸由刈・山口朋子・萬木はるか・三隅輝見子

  3. 中学生・高校生になって発達精神科を受診した自閉症スペクトラム障害の人たちに対する心理士からの支援のあり方
    -本人に主体的な相談を促すオリエンテーション技術の開発-

    日戸由刈・平野亜紀・長嶺麻香・武部正明・三隅輝見子・清水康夫

  4. 運動障害を持つ発達障害児への乳児期からの関わり
    -福祉保健センターとの連携、10年の振り返り-

    富樫和美・鈴木美範・清水陽一

Ⅵ.リハビリテーション工学

  1. 関節に負担の少ない盲導犬ハーネスの開発
    -関節に負担の少ない実用モデルの提案-

    飯島浩・児玉真一・高柳友子・多和田悟・中村透・近藤真乃・福井良太、児嶋 秀夫

  2. 重度肢体不自由者がボウリングを楽しむための支援機器の試作

    上野忠浩・丸山健・小島匡治・北川智子

  3. 身体障害者補助犬を適切に管理するための機器(第2報)

    児玉真一・飯島浩・多和田悟・高柳友子・喜納正雄

  4. ソフトアクチュエータを用いた医療・福祉用具等の開発(第1報)
    -筋電義手ハンドへの新素材誘電アクチュエータの活用-

    児玉真一・飯島浩・馬場一将・竹内宏充・土川豊・伊藤耕三・ルスリムクリスティアン・井上勝成

  5. 将来の障害状況変化に対応できる住宅改修モデルの構築

    鈴木基恵・佐藤史子・飯島浩・月出正弘・菊池邦子

  6. 障害のある子どもの在宅環境の現状と課題
    -抱きかかえ介助における介助者の腰部負担について-

    西村顕・勝平純司・野口祐子・阪東美智子・鈴木晃・林志生・井上豊

  7. 肢体不自由のある子どもを対象とした入浴用リフトに関する親の意識

    西村顕・大原一興・藤岡泰寛

  8. コミュニケーション機器等に用いる操作スイッチ等の標準化に関する一考察

    畠中規

  9. 電子書籍の読書について

    藤記拓也・飯島浩

第23回 研究発表会記録

  • 一般演題(抄録)
  • 特別講演(抄録)

横浜市リハビリテーション事業団研究業績(2011)

  1. 論文
  2. 編著書
  3. 学会等発表
  4. 講演等
  5. 委託研究

編集後記 横浜市総合リハビリテーションセンター 地域リハビリテーション部長 佐々木葉子